残留塩素濃度監視システム
概要
24 時間風呂の問題以来、特養ホームや各温泉浴場等レジオネラ属菌の集団感染により使者が発生するまでになり、厚生労働省がレジオネラ属菌防止対策技術指針を告示しました。循環式浴槽における塩素剤による浴槽水の消毒を行い残留塩(有利残留塩素濃度を 0.2 〜 0.4 mg/L に保ち、かつ 1.0 mg/L 未満)の濃度測定と管理が要求されました。
弊社が、豊富な測定管理技術と測定実績を生かして開発いたしましたのが、この残留塩素濃度管理システムです。浴槽水の残留塩素濃度管理に必ずお役に立ち、安心できる浴槽管理をお約束いたします。
特徴
- 残留塩素濃度の自動測定による“リアルタイム管理と記録の作成”
- 残留塩素濃度自動計測器と塩素注入ポンプの自動制御で“最適残留塩素濃度管理”
- 残留塩素濃度拡大表示パネルの設置で“安心した入浴の提供”
有利残留塩素測定器とデータロガーからの信号で日報・月報の作成ができます。
自動制御版の増設でレジオネラ属菌に対応した最適の濃度管理ができます。
浴槽ごとの残留塩素濃度をリアルタイムに表示して安心と信頼が提供できます。
表示パネルは、場所に対応したデザインにできます。
標準仕様
≪残留塩素濃度計≫
測定成分 |
有利残留塩素 |
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測定方式 |
ビーズ洗浄型ポーラログラフ法 3 極式 |
測定範囲 |
0 〜 2 mg/L |
表示 |
デジタル 2 桁 LCD 表示 最小分解能: 0.1 mg/L |
検水pH範囲 |
pH 6 〜 8 (全残留塩素系は高アルカリ型あり) |
電導度範囲 |
10 mSm/m 以上 |
検水温度範囲 |
0 〜 45 ℃ |
電源 |
AC 100 V ± 10 % 消費電力 約 5 VA |
≪データロガー≫
入力信号 |
電圧信号 0 〜 ± 15 V 電流→電圧変換 DC 4 〜 20 mA を DC 1 〜 5 V に変換 |
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測定精度 |
± 0.5 % + 5 digit |
データ保存容量 |
10 分毎記録時 55 日( 8000 点) |
電源 |
DC 3 V 単 4 アルカリ乾電池× 2 本(寿命 6 ヶ月) |
≪データ処理ソフトウェア≫
Windows 対応 CD-ROM |
RS-232C D-Sub 9pin が使用可能な Microsoft Windows 8/7 32/64bit 日本語版 |
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